~ある郷土史家から見たふるさと高津~(区民祭参加事業)
◇日 時 平成27年6月27日(土)~7月26日(日) 10時から16時
入場者数 1269人
◇内 容
6月27日(土)から7月26日(日)まで今年度第2回企画展が開催されました。地元郷土史家の上田恒三氏が収集された文書は、幕末から昭和まで400点以上にのぼります。また、そのほとんどは明治4年(1871年)から同12年頃のものです。今回は、その中から殖産興業に視点をあて30点を精選し、溝口周辺では殖産興業を前にしてどのように展開されていったかを展示しました。アンケートに次のような感想文がありました。「展示物がとてもわかりやすく楽しめました。史料の読み下し文まであり、感心いたしました。」 この間1269人の方が来館され、多くの方にご好評をいただく中、第2回企画展が無事終了することができました。
企画展記念講演会「明治期の殖産興業の背景とその影響」
◇日 時 平成27年7月19日(日) 午前10時から12時 参加者34名
◇講 師 渡辺賢二氏 (元明治大学大学院講師)
◇内 容
7月19日(日)には、元明治大学大学院講師 渡辺賢二先生を講師にお迎えして「明治期の殖産興業の背景とその影響」をテーマに高津区民祭参加事業の一環として記念講演会を行いました。 当日は、34名の参加者があり、会場のイベントホールは熱気に包まれました。講演内容は、明治初期の農業、金融政策、交通網の整備、郵便事業についてご講演をいただきました。とくに講師の渡辺先生からは、溝口付近における殖産興業政策について上田史料の読み下し文に解説を加えてお話をいただきました。会場の皆様からは、明治政府がなぜ殖産興業に力をいれたか、また、この地溝口がそれを積極的に取り入れようとした様子がよくわかったとの感想を聞くことができました。まさに、企画展にふさわしい実のある記念講演会となりました。
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